今年度も中止「令和4年度市民の意見をきく会」

狛江市議会が試行開催してきた「市民の意見をきく会」はコロナ禍で2年間開かれていません。今年度どうするかを議会運営委員会で検討してきましたが、合意に至らなかったため、今年も開催を見送ることになりました。とても残念です。
狛江市議会では、議会運営に関することは多数決ではなく、全会一致を基本としています。今回は明政クラブが不参加を表明、公明党が支持したため、開催中止が決まりました。これまで、議会運営委員会の中では、議会として今年度は市民の意見を聞く会を開催しようという意見が多数でした。しかし、今回冒頭で、明政クラブから「前回の委員会で、やるべきだという強い意志の押し付けを感じた」という発言があり、とても驚きました。委員外議員から圧力があったという発言は衝撃だとの声もあり、私も議会運営委員会は自由に議論できる場であることを確認せずにはいられませんでした。
「市民の意見をきく会」は狛江市議会の重要な活動です。ただ取りやめるのではなく、感染症と共に生きていかなくてはならない社会で、どうすれば狛江市議会として市民の意見を聞くことができるのか、コロナ禍だからこそ市民の声を聞く必要があるのではないかと問い続けています。そして、今後は対面での開催と並行して、オンライン設備の充実など、議会としてできることに積極的に取り組むよう求めました。