入管法改悪が強行採決されました。
どれだけ大勢の人の尊厳を、将来を奪うのか。私たちの国は生命の選別をする国だということ。
私が日本語教師をしていた時、日本語学校にはさまざまな差別を受け、心を壊したり追い詰められる学生たちがいました。教育や福祉が受けられなかったり、犯罪に巻き込まれてもちゃんと調べてもらえなかったり… 20年以上前、ある少年の裁判に嘆願書を集め証人を申し出たこともありました。私が彼らと出会わなかったら知ることのなかった、国家による差別やいじめでした。
私に社会を変えることなどできないけど、こんな社会を子どもたちに手渡すわけには行かない。もし私にできることがあるならやろう。知っていて何もしないことは差別する側にいることになってしまう。…20年以上経っても何も変わっていないことが辛い。
狛江の駅前でも多くの方が、手を振り、ガッツポーズを送ってくださいました。生命を左右する法案、なぜ十分な審議を行わず数の力で強行採決するのか。胸がえぐられる思いです。
でも、あきらめない!