図書館巡り旅・富山編その②

富山市立図書館本館〜
自動車ではなく路面電車のまちづくりを進めた富山市。富山市図書館は滑川市立図書館とはまた違った魅力溢れる図書館です。
地元の木材をふんだんに使った内装。書架はとても簡素だけれど、その分本の存在が際立ち、とにかく開架図書の多さにワクワクが止まりません。
例えば、法律のコーナー、見渡す限りあらゆる法律の本がわかりやすく分類され、思わず声を上げそうになりました。「身近な法律」のコーナーにはインボイス、労働基準法、知的財産などがまとまっていて、その裏には公的扶助や賃金… 社会への疑問や引っかかりをもっともっと深く知りたくなる仕掛けがいっぱい。知の欲求がぶゎーっと湧き上がって来て止まりません。
まちづくりに関する資料、路面電車に関する資料の質と量は、これぞ富山市のシビックブライドだと言わんばかり。こんなまちに住みたいなぁと思わせる圧倒的な図書館力です。
図書館の自由に関する宣言「図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することをもっとも重要な任務とする」どんなに大事か、図書館が提供する情報が多くの人々の暮らしや人生をより良いものに変える力を持っていることを再確認しました。