黒川の女たち

「平和」と「人権」は単なる一事務の括りではない。すべての施策の根底に流れる狛江市の「背骨」であるはず

今日は狛江市議会予算特別委員会の最終日でした。新設される「地域・文化・スポーツ部」へ、「平和」と「人権」の事務を移管する令和8年度予算案。私は「平和と人権は単なる一事務ではなく、すべての施策の根底にあるべき狛江市の背骨なのだ」と訴え、反対の討論を行いました。
共産党から福祉政策の充実を盛り込んだ組み替え予算案が出されましたが、平和と人権が蔑ろにされる組織の在り方を支える予算には、賛成することはできませんでした。
結果、どちらの案にも一人反対。孤独な選択ではありましたが、譲れない一線でした。
【黒川の女たち】
その直後、YWCAで催された「黒川の女たち」へ。重い決断を終えたばかりの心に、当事者の女性たちから投げかけられる言葉のひとつひとつが胸の奥深くに、静かに沈み込んで行くようでした。
「人権」という言葉を、私たちはどれほどの重みを持って扱えているだろうか。彼女たちの声に触れ、自分の発した言葉の責任を、改めて自問しています。
形だけの平和ではなく、組織の効率化に埋もれる人権でもなく。この「背骨」をどう守り通していくのか、答えの出ない帰路の電車です。