「誰一人取り残さない」まちづくり
北九州市議・森本由美議員の呼びかけで、東京都江戸川区のひきこもり支援を視察しました。「実態を把握し、条例で裏付け、現場の支援を形にする」そのサイクルに感動
◼︎入り口は「駄菓子屋」
瑞江駅近くにある江戸川区委託の居場所・駄菓子屋「よりみち屋」。ここが支援の拠点です。
◼︎ 「1万人」の存在を可視化した実態調査
驚くべきは調査力です。令和元年に681名だった把握数は、調査を重ね現在は1万132名へ。これは国の推計値とほぼ同等です。「潜在的な当事者」がこれほどまでに可視化されたことは支援の大きな一歩だと思います。
◼︎条例を「実行の柱」にする仕組み
区は調査と並行し「ひきこもり状態にある人やその家族へのサポート推進条例」を制定しました。現在は1万人以上の当事者へ情報提供を行い約1,000名と直接つながっているそうです。特筆すべきは、区役所の全部署が連携する体制。「まち全体で対応する」という意志が、組織の壁を越えて実効性を持って機能しています。

