視察報告〜江戸川区に学ぶ

「誰一人取り残さない」まちづくり
北九州市議・森本由美議員の呼びかけで、東京都江戸川区のひきこもり支援を視察しました。「実態を把握し、条例で裏付け、現場の支援を形にする」そのサイクルに感動😆
◼︎入り口は「駄菓子屋」
瑞江駅近くにある江戸川区委託の居場所・駄菓子屋「よりみち屋」。ここが支援の拠点です。
🌷開店と同時に若者たちが次々と入ってくる様子に、信頼関係に裏けられた3年間の歩みを感じました。
🌷単なる休息の場ではなく、店番などの「就労体験」ができることが貴重です。
🌷メタバース、当事者会、家族会、対話交流会などと共に、一人ひとりに合わせた「つながり続ける支援」が実践されています。
◼︎ 「1万人」の存在を可視化した実態調査
驚くべきは調査力です。令和元年に681名だった把握数は、調査を重ね現在は1万132名へ。これは国の推計値とほぼ同等です。「潜在的な当事者」がこれほどまでに可視化されたことは支援の大きな一歩だと思います。
◼︎条例を「実行の柱」にする仕組み
区は調査と並行し「ひきこもり状態にある人やその家族へのサポート推進条例」を制定しました。現在は1万人以上の当事者へ情報提供を行い約1,000名と直接つながっているそうです。特筆すべきは、区役所の全部署が連携する体制。「まち全体で対応する」という意志が、組織の壁を越えて実効性を持って機能しています。
江戸川区の取り組みは、私たちが地域で活動する上での大きな指針となります。このワクワクするような実践をどう地域に還元していくか、決意を新たにする視察となりました。
貴重な機会をありがとうございました。