【 都営住宅の漏水放置と陥没の不安① 】 

 狛江団地にある商店会は、東京都の土地の上に建つ分譲店舗です。基幹水道管が60年間交換されずに来たため、老朽化による漏水が起こり、現在大量の水が地下に流れ出しています。修理の目処が立たない中、流水に伴う土砂の流出が道路陥没につながる恐れがあるため、住民の皆さんに不安が広がっています。
 そこで、今日は店主さんと一緒に都庁に相談に行きました。店主さんや近隣の方から相談を頂き、調査する中で、都営住宅は東京都住宅局から都市整備局へ、管理は住宅供給公社と移管され、水道設備の管理責任の所在が不明確になっていることがわかりました。そして、60年以上前に埋設された水道管がこれまで一度も交換されないでいることに驚きました。
自宅の床下で起こった漏水の修繕工事が途中で投げ出され、床に大きな穴が開いたまま半年以上、音を立てて水が漏れ続けているのです。
工事会社は直らないからと途中で放り出して帰ってしまい、発注元の住宅供給公社は公社の責任ではないと繰り返すばかり。水道局は都営住宅は東京都の施設だから手が出せないと… このままでは道路の陥没を招きかねません。
責任云々はともかく、住民である都民の不安、安全を第一に考え、解決策を教えてほしいと、今日は土地の持ち主である東京都に出向き、お願いしました。
漏水、すぐ止めましょうとの答えはいただけませんでしたが、地主である東京都と東京都の水道局が力を合わせ、1日も早く良い解決方法を見つけて欲しいと思います。