いつも私1人の傍聴席ですが、昨日は松崎議員と2人でした。
11月1日の広報こまえで「市民協働」の定義に「営利を目的とした事業者と個人」を加える改正案が発表され、先月市民説明会とパブリックコメントの募集が行われました。
10月に提出された審議会の答申には「市民協働」の定義に「営利を目的とした事業者と個人」を加えるという文言はなく、審議会の中でも具体的に議論されていなかったため、昨日の審議会で委員から「営利を目的とした事業者という言葉は、審議会の中で一度も使っていない」との発言がありました。そして「審議会でさまざまな主体としていたのは、若者などのイメージだった。企業や地域事業者についても、市民協働の定義をもっと審議しておくべきだった」との意見が出されました。
しかし、昨日の審議会では、この重要な発言が取り上げられることなく、検討も行われませんでした。その後、そのまま条例改正案が承認されるという審議会の進め方に、私はとても落胆しました。
【12月議会】
一般質問の初日、私は市に対して「市民協働の定義に、営利を目的とした事業者と個人を加えるということは、審議会の中で検討されていない。時間をかけて検討すべきではないか」と求めました。ところが2日目、ある議員が自分の一般質問で私の発言を取り上げ「明らかに間違った発言」「あたかも印象操作であるかのような発言だ」等、誤った事実に基づく発言を繰り返しました。
私の指摘が間違ってはいなかったことは、昨日の審議会で明らかになりましたが、その議員が私に対して行った発言は公的な記録として残ります。昨日審議会を傍聴し、その議員の発言記録が審議会委員の皆さんの元に送られていたことがわかり、とてもショックでした。
【市議会の在り方】
議会での一般質問は、議員が行政に対して質疑を行うものであり、議員同士がやり取りする場ではありません。狛江市議会では時折、一般質問の場を利用して、意見の異なる議員個人への一方的な発言が行われることがあります。それが間違った解釈や事実誤認であったとしても、先に一般質問を終えてしまった議員は、間違いを指摘することも、反論することも出来ません。それを承知でこうした発言が行われるのはとても残念です。