9月議会が始まりました。今日のヤマ場は狛江市一般会計補正予算(第6号)の審議。抗原キットの追加購入、コロナで亡くなった方への葬儀費用の補助など、コロナに関する支援や遠隔手話通訳ツールの導入などが盛り込まれた補正予算には全面的に賛成です。しかし、本日共産党議員団から、ひとり親家庭への臨時給付金と学校や保育園などの職員の定期的なPCR検査の予算を組み込んだ編成替えを求める動議が提出されました。
来週から始まる新学期、子どもたちの学びを保障するためには、何としてでも学校や保育園での感染を防止しなくてはなりません。政府も8月25日、学校現場への検査キット配布と教職員のワクチン接種を進めると発表しています。狛江市には国からの指示を待ってからではなく、今すぐ教育現場での定期検査を進めて欲しいと、私は編成替えを求める動議に賛成しました。
しかし、結果は明政クラブ、公明党、立憲、無会派3名の反対で否決。立憲議員からは「狛江市がこれまで行ってきた財政抑制の継続が重要であり、自宅療養者への食料支援を優先すべき」との反対討論がありました。立憲からのこの意見にはとても驚いています。
私は、今優先すべきは子どもの感染を防ぐこと、それが家庭内感染を防止することになり、自宅療養者をつくらないことにつながると思っています。財政の抑制が市民の生命や福祉に優先されるべきではありません。財源は子どもたちの学びやくらしを守るために使うべきだと討論しました。