コロナ禍が問いかけるもの

二度目の緊急事態宣言が延長されました。感染され大変な思いをされている方、ご家族の皆様に、心からお見舞い申し上げ、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りします。

昨年末から、コロナによる困りごと相談が増え続けています。持病のある方やお子さん、高齢の方、介護をされている方々の不安、自粛を余儀なくされている事業者の方、医療従事者の方も疲弊も心配です。相談を通して狛江市、社会福祉協議会、支援団体、それぞれの現場の皆さんが市民の困りごとに寄り添い、一緒に頑張ってくださっている姿に触れ、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

◆ 今進めるべきこと

今、迅速に判断し進めていかなくてはならないのは、待ったなしの感染症や貧困対策、教育や福祉政策だと思います。新図書館計画などの公共施設整備や再開発に関しては、今後も繰り返すと言われている新たな感染症、気候変動や自然災害などに対応できる、持続可能な計画が必要なです。多角的な視点で、改めて市民と行政と専門家がじっくりと取り組む必要があり、拙速な事業計画への財政支出は控えるべきだと思います。
コロナは未曾有の災害です。「生きる」ということの意味、人が育つこと、暮らしや権利が守られることなど、改めて捉え直さなくてはならないことが顕在化しています。私たちはコロナを乗り越え、どんな社会をつくっていくのか、生まれ来る子どもたちを思う日々です。