議員定数を減らせば「よい議会」になるのか?

〜4時間近い議論で見えたもの〜
本日、狛江市議会の議会運営委員会が開催されました。13時30分から17時過ぎまで、4時間近い長丁場の議論。無所属・無会派である私は、「議決権を持たない委員外議員」として出席しましたが、私が発言を許されたのはわずか3回でした。
現在、狛江市議会では「議員定数を2名減らし、20名にする」という提案が議論されています。議員報酬が上がった分、身を切る改革をという声や、他市との比較など、さまざまな意見が飛び交いました。
しかし、残念ながら「定数を減らすこと」が、本当に市民の皆様の利益に直結するのかという議論はありません。
私は「議員は多すぎる、削減しろ」という市民の声があるならば、それは現在の議会が市民の期待に応えきれていないという「批判」として真摯に受け止めるべきだと訴えました。
▼ 「窓口」削減をどう補うのか
定数を減らすということは、市民の皆様の多様な声を拾い上げる「窓口」を減らすということです。私は削減を議論する「前提条件」として、2つの提案をしました。
1. 「議会報告会」の定例化:会派の垣根を超え、議会全体として市民に説明責任を果たす場を制度化すること。
2. 「多様な意見」を反映する開かれた議会運営:定数が減り少数意見が切り捨てられないよう、会派に属さない無所属議員も議会運営の議論に参加できる柔軟な運用を検討すること。
▼ 議員削減の声は「議会への厳しい通信簿」
議員定数削減を求める声は、現在の議会が市民の期待に応えきれていないという「批判」ではないかという私の発言に対して、「個々の議員がそれぞれ活動しているから大丈夫だ」「それは選挙で評価されることだ」という意見が繰り返されました。
それに対し私は「問われているのは、議員個人の政治活動の話ではありません。狛江市議会という〈組織〉として、どう市民の声を聞き、活動を振り返るのか。そのあり方が問われているのです」と発言しました。
「議員が多すぎる、減らせ」という厳しいお声があるのは、現在の市議会が「自分たちの役に立っている」と十分に実感されていないからではないでしょうか。それは私たち議会全体への、市民の皆様からの「厳しい通信簿」であると私は受け止めています。
▼ 「数」の議論の前に「質」の議論を
数を減らして「改革したつもり」になるのは簡単です。しかし、本当の改革は、市民の皆様の声がより届きやすく、議論のプロセスが透明で、納得感のある議会を作ることのはずです。
次回の議論は2月16日15:00からです。
結論ありきのスピード決着ではなく、私は狛江の未来にとって何が最善か、最後まで粘り強く訴えていきたいと思います。ぜひ傍聴にいらしてください。