3月11日に思う

子育てや介護に関わる日常で、「知らない」ために受けられなかったサービスがたくさんあります。特に福祉制度や行政のサービスは税金(まちの財源)が使われるために、積極的に知らされることがないように思います。「知らされない」ことで、困ったり苦しんだり、孤独になる人が大勢いるということです。

これでは、いい法律や制度も一部の人のために使われる不平等なものになってしまい、本当に必要としている人の権利が保障されないことになります。国も地方自治体も「知らせないことは権利の侵害をしている」ということを重く受け止め、必要な情報を、わかりやすく全ての人に届ける努力をして欲しいと望みます。

8年前の今日、「知らされない」ことで不安と恐怖に怯える日々が始まりました。
権力による「嘘」がまかり通る国へと、一歩を踏み出した日がこの日だったのかもしれません。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/394842