多摩住民自治研究所・議員の学校「地方議会改革」

日本全国から集まった新人議員さんたちと「地方議会改革」について2日間学びました。
1日目は多摩市の岩永議員から多摩市議会の事例の報告。そして小平市、府中市、東村山市と続きます。フロアからは、今話題の富山市議会のホットな報告もありました。

2日目の廣瀬克哉氏(法政大学副学長)のお話はとてもわかりやすく、たくさんの現場を歩いていらっしゃるので、臨場感のあるものでした。
北海道の栗山町では、近隣の町と合同で議会報告会が開かれます。その席で、隣町の方から「町長と議員の言うことが違うと、町は混乱しないか」と問われたそうです。
すると、すかさず栗山町の町民の方が、
「栗山町は二元代表制。2つの選挙で町長と議員を選び、役割分担してもらってる。役割が違うから、目の付け所が違い、言うことがちがう。それを総合判断できるから住民は幸せだ。」と答えたそうで、廣瀬先生は熱く胸に込み上げてくるものがあったそうです。私も、思わず涙が…😂これが住民自治なのだと思います。

グループワークは、様々な地域、様々な会派の方と「どうしたら議会を身近に感じ、自分ごとにしてもらえるか」「議会の機能を活かしていくためにどうしたらいいのか」2つのテーマで真剣に議論しました。
すっかりお互いの距離が近くなり、記念撮影!