【連続学習会】子どもの権利のもんだいは、おとなの権利のもんだい③

最終回のテーマは「もっとこうなったら…幸せに生きられる将来像〜条約批准から30年を振り返って」
今回は狛江の中学1年生と3年生の参加があったので、学校生活の中で感じている不自由さについて、一緒に考え合いました。
日本は長年国連からの指摘を放置しています。そのために追い詰められる子どもたち…子どもたちの暮らしの場である地方自治体から変えていけることはたくさんあるはずです。
子ども基本条例を策定すると発表した狛江市。形だけの人権条例にはしないと、子どもの権利を考える市民の活動があちこちで生まれています。
【国連子どもの権利委員会による総括所見】
・過度に競争的教育制度が発達のゆがみをもたらしている
・大学を含む学校システム全体を見直すこと
・社会の競争的な性格により子ども時代の発達が害されることなく、子どもがその子ども時代を享受できるための措置をとること
・子ども自身が、幸せに生きるために必要なことを考え合っていく機会を設けて、条例作りに反映させること
・権利保障は社会的責務とバーターではないことを理解する
・子どもを取り巻く日常的な関係の質が向上する施策を講じる
などなど