新議員研修 〜 ゴミ処理施設視察

5月29日(水)は2回目の新人議員研修。5名の新人議員が議会事務局職員の皆さんと一緒に狛江のごみ処分場を視察しました。
職員のIさんはごみ最終処分場、Yさんはクリーンセンター多摩川への派遣経験があるため、具体的な説明や体験をたくさん伺うことができました。

●ごみ最終処分場(日の出町)
日本で唯一のエコセメント化施設。昨年度はすべてのごみが焼却・リサイクルされ、埋立のごみがゼロだったという報告を受けとても驚きました。
この処分場に日の出町のごみは持ち込まれていません。週3回住民の皆さんが施設や環境のチェックに入られているそうで、日の出町の住民の皆さんの理解と協力あっての狛江なのだと痛感しました。

●クリーンセンター多摩川(稲城市)
可燃ごみの焼却、不燃ごみの分別処理施設。不燃ごみに混入している危険物(リチウム電池や刃物等)が機器の故障に直結するため、手選別で分別が行われていました。住民1人ひとりのごみ分別の意識の有無が私たちの税金につながっています。

●ビン・缶リサイクルセンター(狛江市)
狛江のリサイクルごみはとてもきれいで質が良いため、業者に買い叩かれることがないそうです。住民の皆さんの分別意識の高さを目の当たりにしました。
ビン・缶リサイクルセンターは保育園に隣接する施設。平成6年の稼働にあたって、大きな市民運動が起こり、5年以上をかけて行政と市民が学び合い議論し合った経緯があります。その協働があったからこそ、市と住民の信頼関係が築かれ、施設が地域に根付いているのだと思います。


ごみ最終処分場(日の出町)


この辺りはオオタカの生息地


クリーンセンター多摩川(稲城市)ひとつかみトンの可燃ごみ。
焼却前に攪拌中。


ビン・缶リサイクルセンター(狛江市)


手配されていたバスの大きさにびっくり!
議員全員で行けたらよかった・・・