希望のまち

8/7(金)、北沢タウンホールで開催された、入江杏さん × 若松英輔さん × 奥田知志さん「抱樸おんなじいのちツアー2026」に参加しました。
1988年のホームレス支援から始まり、2010年の「抱樸館まちづくり構想」では8か月・17回におよぶ住民説明会という激しい反対運動を乗り越えてきた奥田さん。2019年から取り組まれてきた「きぼうのまち」が、いよいよこの秋完成を迎えます。
奥田さんの長年の現場に裏付けられた言葉、若松さんの本質を突く指摘、そして入江さんの正直でまっすぐな思い。いま私たちが生きる社会が求めているもの・あきらめてしまったもの、そして上べだけではない「社会の根っこ」や自らを形づくる意識について、深く考えさせられるひとときでした。
「『希望』とは、安心して悲しみ、苦しむことができること」との投げかけはとても心に残りました。
そして、私たちが普段当たり前に使っている「言葉」が持つ危うさや暴力性についての問いかけも。
⚫︎「理解」という支配の危うさ。
⚫︎「つながり」は選べるものだけれど、「結びつき」は切っても切れない必然。
⚫︎人と人との出会いで人は変われるけれど、「変わらなくても人は生きている」
⚫︎ 「そのままのあなたでいい」という言葉が持つ冷酷さ。
⚫︎「支援」という言葉の中に潜む“変わることだけ”に価値を見出す危うさ。
私たちは、複雑な現実を理解しやすいようにと、簡単な「言葉」でくくって、一方的な意味づけをしてしまっていなかっただろうか…。現場で当事者と共に葛藤し続けてきた奥田さんからの厳しい問いかけです。
わたしがいる
あなたがいる
なんとかなる
孤独や諦念が漂う社会の中で、「希望のまち」のような場所が全国にたくさん広がっていくように。私自身も自分にできる歩みを重ねていきたいと強く思いました。