【世田谷区の若年女性の居場所「ゆうカフェ」を視察しました】

先日、世田谷区が民間委託により実施している、10代・20代の女性のための居場所「ゆうカフェ」を視察しました。
ここは、ソーシャルワーカー、心理士、助産師などの専門職が常駐し、プライバシーが守られた空間で安心して過ごせる大切な場所です。
視察の中で、特に印象深く、感銘を受けたのは、
◆ 「分け隔てなく排除しない」運営姿勢
毎月延べ110名が利用していますが、なんとその55%が区外からの利用者とのこと。「境界を作らずに受け入れる」姿勢に感動しました。
◆徹底した「当事者主体」のあり方
「本人が望まない支援はしない」「情報共有の際は必ず本人に確認する」という、利用者に寄り添った関わり方を大切にされています。
「ゆうカフェ」では、DVや引きこもり、予期せぬ妊娠など、女性特有の深刻な相談が寄せられています。地理的な状況を考えると、わが町・狛江からの利用者が含まれている可能性も十分に考えられます。
生きづらさを抱えた若年女性への居場所事業には、基礎自治体の枠を超えた「広域的な視点」と潜在的な困難にいち早く気づく体制が不可欠であると痛感しました。
⭐️区独自の予算措置による取り組み
今回は担当課長もいらしてくださり、事業の予算措置についてもお話を伺うことができました。世田谷区では、国の補助金は条件が合わないため、一般財源を使い「区独自の事業」として実施しているそうです。自治体としての覚悟を感じました。
【シンポジウムのお知らせ】
5月30日(土)に烏山区民会館で予定している「女性支援法を活かす会」のシンポジウムにて、担当課長から「ゆうカフェ」の取り組みをご報告いただきます。ぜひ多くの方にお聴きいただきたい内容です。
今回の視察で得た学びを活かし、これからも誰もが孤立せず、安心して暮らせる地域づくりに全力で取り組んで行きたいと思います。
Screenshot